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ジョークとジョーク

ことばのリハビリですよ。

AOHARU YOUTH

先日自分が過去にバンドで作った曲を発掘する機会があったので、これを機にまとめて全部聴いてみることにした。

 
もともと中学のころから曲を作るのが好きで「いつかバンドでやってみたい!」っていう思いから大学2回生の終わりごろにメンバーを集めて結成したバンド(以下A)、大学4回生のころに一つ下の後輩に「俺もオリジナル曲やってみたいんですよー」と話を持ちかけられたバンド(以下B)の2つがあって、Aは全曲で僕が作詞作曲を、Bは基本的に後輩が作詞作曲をしてたんだけど1曲だけ僕が作曲していた。
どちらもメンバーの就活やらであんまり長い期間活動はできなかったので、Aは8曲、Bは5曲しかストックがないから1時間くらいでサクッと全部聴いてみたわけです。
 
いやーやっぱりこう改めて聴くと「ここのアレンジもっとがんばれたよな……」とか「シンセの音色だっせぇな……」とかまずマイナスなところに耳がいっちゃうよね。いまさらながらいろいろと反省してしまいました。
でも自分で言うのもなんだけど良いのよわりと。正確に言えば、ちゃんと自分のやりたかったこと、感じてたことをどうにか表現しようとしてる姿勢が好印象だなーと。過去の自分をちょっとほめてあげようかなと思いました。ほんとに自分で言うなよって感じだけど。
 
Aでは作詞も自分がしてたので、毎度毎度枯れる寸前の語彙の泉から言葉をひねり出して必死に形にしてたから、当時は全っっっっ然自信がもてなかった。「なにいってんだこの歌詞」みたいにいつも思ってた気がする。
バンドも解散して時間も経った状態で俯瞰して聴いてみると、当時の自分はコミュニケーションや少年性の喪失について表現がしたかったんだな、とようやく一貫したものが見出せた。これはちょっとした収穫。確かにそういった事柄に対して考えてた時期が気がするなー。「他人との共通言語がない」だとか「人とつながっていたい」だとか「変わっていくことへの焦り」だとかそういった事柄。思ってたよりも自分は素直に表面に出しちゃう性質らしいです。
 
Bで唯一作ってた曲はめんどーなコード進行が満載でごめんネ☆toメンバーって感じ。メロディーもめんどーだからボーカルが四苦八苦してあんま歌えてないし「すまぬ……スマヌ……」って気持ちでいっぱいです。絶対こんな曲渡されたらイヤだわ。
ただF♯mのキーのBメロからEm7→F♯m7→Gm7→Am7っていう進行をはさんでGM7から始まるBmのキーに転調する展開は今聴いても好きだな。なんか都会っぽい!アーバン!アーバン!
 
全部聴き終わって、過去の自分を黒歴史だとか言って否定せずにそのときの自分の感性を信じてあげるってなかなか大切なことだなぁと思いました。ただノスタルジーに浸るという意味ではなく、こういうステージを経て今の自分がいるっていうことを再確認する作業。紛れもなくあの頃あの瞬間に自分が全力で取り組んでいたことは今後も肯定し続けてあげたい。
ネットで黒歴史って言葉がはやりだしてから妙な自意識を加速させてしまって、「何もしない・生み出さないことこそ勝利だ!」と壮絶な勘違いをしてしまっていた中高時代があった。そのせいで僕の手元にその頃の僕を表すものがあまりない。あの頃の自分がどこにもいない。結局僕はどういう人間だったんだっけ?とよく分からなくなってしまう。もうそんなバカなあやまちはしないためにも何かしらの手段で自分を記録していきたいものですね。
 
そんでやっぱなによりも自分の曲をバンドでやりたいぞ!!!!うおーーーーーーー!!!!