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ジョークとジョーク

ことばのリハビリですよ。

一瞬の音も聞き逃しません

先日知人に誘われてセッション会に参加してきました。ジャズ畑の人に誘われて。
一昨年に参加したイベントで知り合ってその人はサザンオールスターズのコピーバンドでサックスを吹いてたんだけど、普段ポップスやロックはあまり聴かないので僕とはあまり音楽接点はない……のだけれど、打ち上げで他の知り合いを交えてしゃべってたらいつの間にかつながりができてこういうことになった。お酒は偉大だ。


自分は普段バンドでキーボードを弾いているのだけれど、普段はポップス、ロックのコピーバンドやオリジナルバンドをやるばかりでセッションというものをあまりしたことがない。
ジャズのセッションと聞くと「慣れないジャズのコード進行でかつアドリブで気の利いたこと弾かなきゃいけないんでしょ……?」みたいな面倒なイメージが先行してしまってどーーーしても身構えてしまう。主に自分がやってるコピーバンドだと、あらかじめ決めておいた音源のフレーズをコピーして、自分で練習して、スタジオで合わせて精度を高めていく、っていうやり方がほとんどなので、そもそも自分の培ってきたものでは太刀打ちできないのでは……?
などといろいろ不安を感じて躊躇していたのですが、話を聞いてみるとメンバーで完全にジャズ志向の人はサックスの2人だけで後はロック畑の人たち。ロック畑の人たちのセッションの勉強の場としてスタジオで遊ぼう!みたいなノリらしいということで、見る前に跳べ!Jump!Suicide Honeymoon!(by.MOON CHILD)の精神で参加することに。


一応前もってやる曲と譜面をLINEで送ってもらってたので、「ふむふむなるほどなるほど~こういう感じね~」とスタジオに向かう電車の中で曲をかるーく聴きながら譜面を読んで雰囲気だけつかんでおきました。


こちらの二曲でございます。YouTube動画貼り付けの機能を使ってみたくてやっちゃった。えへへ。
どっちも良い曲だからなかなかテンションが高まる。


そしてスタジオに到着。
メンバーはサックスが2人とギター、ベース、ドラム、キーボードの6人。僕以外は全員社会人で27~32歳という年齢層。この時点で緊張で手汗ダラダラ。
挨拶もそこそこに「とりあえず合わせますか~」ということで置かれてたRoland RD-600の前に座っていざ演奏!




……いやはや、ぐだぐだでしたね。
敗因としては
1.曲を家で練習していなかった
2.緊張で周りの音を聞けていなかった
3.譜面ばかり見ててアイコンタクトを取っていなかった
「どーせアドリブだしいっか!」と思ってコード進行を追うくらいしかしていなかったけど、やっぱり曲が与えられていたなら多少なりとも弾く内容を考えて練習していかなきゃダメだわ。そりゃそうだ。
そして何よりセッションって周りの空気を読んで全員で演奏をコントロールしていかなきゃだめだから、耳と目をメンバーに向けていないと。
とりあえず2曲をサラッと合わせて終わった後、ひとりでショボンとしてました。


それから休憩を挟んでメンバーに対していくぶんリラックスした気分になったころにセッション再開。
緊張が解けて再度演奏してみると、不思議と周りに対して意識が俄然向くようになる。「あ、あと少しであの人ソロ弾き終わるな」とか「ここはガッツリ弾いてテンション上げるべき場所だな」とか、弾きながらなんとなーく分かるようになってきた。とりあえず他の人が曲を演奏してるの横目に個人プレーをしてた状態から、全員でバンドとして音を鳴らしてる実感がわいてきて俄然楽しくなってきた!うひょー!
相変わらずソロ回しは全然弾けなくてペンタトニックスケール頼みだったけど、演奏を楽しめるようになってからは恐怖心がなくなって勢い良くプレイできるようになってそれっぽくはなった。
「いやー楽しくなってきたZO!!なかなか様になってきたんじゃないカナ??」と思ってウキウキしてました。




「別の曲もやろうぜ」と主催者が言い出すまでは……。




ジャズの人たちってその当日に用意してない曲でも、知ってる曲なら平気でやっちゃうんだね……。
僕は全く知らない曲だったので泣きそうになりながら5分ほど譜面を読ませてもらって挑みました。

幸いなことに僕のお得意というか手癖のコード進行だったので比較的とっつきやすかったし、何より合わせ方が分かってきてたので乗り越えることができました。よかった……。ここ一ヶ月で一番ドキドキした……。


今回セッションに参加して、自分の音楽的な基礎体力の無さや演奏中のコミュニケーションの大切さがかなり身に染みましたね。
昔クラシックピアノを習ってからってことで、大学に入ってから基礎的な練習を疎かにしていたのをこの日ほど後悔したことはないなぁ。
でも普段の自分の活動圏内では味わえない楽しみもあったのでぜひまた参加したい!次はちゃんと予習していくぜ!