ジョークとジョーク

ことばのリハビリですよ。

不思議な夜

以前ブログにちょろっと書いていた岡山での音楽イベントに参加してきたよ。ryuryuryuryu.hatenablog.com
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いろいろと紆余曲折があって急きょ出演が決まるし、人前で弾いたことないベースを3曲も弾くし、当日緊張しすぎて吐きそうになるし、どうなることやらと誰にもわからないまま本番を迎えてヒヤヒヤしていましたが無事終わってホッとしています。演奏したのは以下の3曲です。どどん!



どれも大変良い曲ですね。メンバー3人がそれぞれ1曲ずつ選曲&ボーカルをやるスタイルでライブをしました。自分は高校の頃からずっとやりたかったベース+ラップをステージでできて感無量の一言。直前にカポを失くして大騒ぎしたり、ベースから音が出なくなったり、拙い演奏だったりと完璧なステージじゃなかったけど楽しく演奏させてもらえました。パフォーマンスの場を提供してくれた主催者には頭が上がりません。感謝感激。次会ったら靴舐めよう。ぺろぺろ。


いつもはこっちの人向けのクラブイベントなりバーなりには行ったりはあんまりしないのだけれども、このイベントはライブハウスでのイベントということもあり、自分にとっては馴染みやすい空気の中で純粋に音楽・パフォーマンスを楽しむことができてとても楽しかったです。出演者であることを忘れて客としていっぱい笑っていっぱい拍手もしてました。打ち上げも含めて時間があっという間に過ぎてしまう素敵な夜だった。また来年もあるなら観に行きたいし、チャンスがあるならもっかい出たい。


自分は家族のいろいろに対する感情と岡山に対しての感情を一緒くたにとらえてしまっていたせいか、正直な話どうしても岡山に対して負の感情が付きまとっていた。実家がただそこにあるだけの土地で愛着は持てないだろうな、とぼんやりと思ってた。けれど今回このイベントに出て感情を多少なりともプラスに上書きできたような気がする。「またここでライブしたい!」と強く思ってることに自分でも驚いてる。自分の大好きな音楽にこういう風に助けられるとは思ってもみなかった。音楽をやっていてよかったなと本当に思う。


いつもライブが終わった翌日は虚脱感に包まれてどうしようもなくやるせなくなってしまうんだけど、今回も例に漏れずなんとなくポッカリと心に隙間があいたような、気を抜いたら泣いてしまいそうな気分で過ごしてた。ステージに立つとき、いつも自分は無敵超人・パーフェクトマンなペルソナをかぶってステージに立つから、終わった直後の高揚感も途切れてしまった翌日になると現実とのギャップのせいかやたらと精神がすり減ってる。マダンテで全MPを一気に放出しちゃう感じ。今日は神戸に戻ったらひたすら散歩してた。最近はいつもは散歩のときにingressをやってるけどそれもなし。疲れてるといつも海を見に行きたくなる。海辺をぶらぶらしてボケーッと海を眺めて帰ってきた。明日はバイトで研修を持つしがんばらなきゃな。