ジョークとジョーク

ことばのリハビリですよ。

オータムの秋~fall~

めっちゃ久しぶりにブログ書いてる。なんで今まで書かなかったかっていうと特に書きたいことがなかったから。なんで今書いてるかっていうと書きたいことができたから。


去年末にようやくDAWソフトやらオーディオインターフェースやらマイクやらを購入してDTM環境を整えたんですよね。もうPCがMTRを認識してくれなくなったからこの環境は潮時だなと思ってお金をためてバーンと一気に揃えました。ようやく夢の音楽環境だぜ。やったぜ。と思ってたんですけど、操作方法とかわからないことが多すぎてなかなか作業が進まずに曲らしい曲が作れないまま2018年を迎えてしまい早3か月。「とりあえず何か作らないとこれ一生このままじゃない……?」と危機感を覚えたのと、とあるきっかけがあって1曲作りました。アレンジやら音色やらなんやらはDTMっぽい目新しいことはやってなくて、結局いつもの宅録バンドになっちゃいました。でもメロディーとかコード感とかは気に入ってます。サビ中盤のGm7→G♭M7→FM7→Fm7-5/E♭→D7→Cdimの進行は自分で作っといて弾くのめんどくさすぎてキレそうになりました。


木漏れ日の中で
ふと気付いた秋の風
はしゃいでた季節
そっと払いおとすように吹き抜けてく

君が好きだった歌
一人で口ずさむ
おぼろげなメロディー
記憶の奥側そっとくすぐってく

永遠がいるような陽の光に
惑わされ過去と今 ふいに交わって

君に出会った春のやわらかな日を
思い出すようなそんな10月の午後です
オータムの秋〜fall〜
どんな夢を見れば君にまた会える?
チクリと心が痛む

お互いに知らない
言葉と時間増えていく
次に会うときは
知らない誰かになっているのかもね

改札をくぐり抜け6秒後に
振り向いて手を振った君を忘れない

金木犀の空気うすれる頃には
夏が恋しくて泣くこともなくなるでしょう
オータムの秋〜fall〜
思い出というにはまだ痛すぎる傷を
なぞりながら生きている

夜がそっと近づいて寒さがまし
忍び寄る冬の気配
僕は気づかぬふりをしている

君に出会った春のやわらかな日を
思い出すようなそんな10月の午後です
オータムの秋〜fall〜
どんな夢を見れば君にまた会えるの?

金木犀の空気うすれる頃には
夏が恋しくて泣くこともなくなるでしょう
オータムの秋〜fall〜
思い出というにはまだ痛すぎる傷を
なぞりながら生きている


ふざけたタイトルのわりにはまじめな歌詞になっちゃった。Hystreric Blueの春~spring~のアンサーソング的なものにしてます。春~spring~が結構断片的なふんわりした歌詞だったので、もうちょっと具体的なストーリーがわかるような歌詞にしたいな~と思って書いたんですけどどうでしょう。タイトル自体は、メロディーや歌詞を作るよりもかなり前から考えててずっと曲にしたいな~と思ってたからようやく夢がかないました。いつ頃から考えてたのかな~と調べてみたら2年前くらいから考えてたっぽい。構想から完成まで2年ってちょっとした映画みたいですね。


最初に書いてたとあるきっかけなんですけど、実は今回の曲はポッドキャストラジオ「そういうゲイならもう一度逢いたい!」の主題歌として使われることになりました。タイトルがもうそういうことですよね。パロディー祭り。人に頼まれて曲を作るってことがなかったからいい経験になりました。楽しく作らせていただきありがとうございます。テンポのいいぐだぐだしたトークが楽しいラジオなのでそちらも一緒に聴いてみてくださいね。
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