ジョークとジョーク

ことばのリハビリですよ。

みんなで練習を

指にタコができた。なんか慣用句みたいだけど現実です。痛い。PCのキーボードを叩くたびに鈍く痛む。なぜタコができたのかというとベースを弾いていたから。なぜベースを弾いていたかというとドラマーの友達とスタジオで個人練習にいそしんでたから。そういえば"いそしむ"って単語、人生で初めて使ったかも。4月12日はいそしむ記念日にしよう。


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去年の夏に部活の友達からもう使わなくなった5弦ベースを1,000円という破格の値段で譲ってもらって、それを機にたまーにタラタラと家で弾いて楽しんでたんだけれども、いろいろな経緯があってとあるコピーバンドでベースを弾くことになってしまった。普段はキーボードだけど、まぁそこそこバンドの経験もあるしある程度音楽の素養もあるからなんとかなるかな~☆って考えてたけど甘かった。当たり前だけど普段使ってる鍵盤楽器と違ってポジションを押さえるだけじゃ音が出ない。弦を押さえる+弦をはじくの2アクションをしないといけないのがなかなかにしんどい。このフィーリングの違いに加えて、リズム楽器としての役割を果たすためにリズム感が要求されるのがつらい……。もともとリズム感がそんなにあるわけではないから、キーボードで演奏してるときはなぁなぁにしてきてしまった皺寄せが今になってきてる。いまさら猛烈に反省中。


でもこんなネガティブな感情を抱きつつもやっぱり楽しみはあるもので、ちょっとずつ弾けるようになってく実感がたまらなく気持ちいいのよ。E!E!E!キモちE!長年鍵盤楽器をやってたから、キーボードでバンドをやるときはやっぱり最初からある程度弾けるしそういう喜びは忘れかけてたんだけど、ベースは0に近い状態からスタートしてるので成長具合が露骨に分かって楽しい。前回できなかったことができるようになるっていうのはやっぱりカタルシスが凄い。「あ-楽器を始めたころってこんな感じに楽しんでたな~」っていう根源的な喜びを再発見できた。なんとなく惰性でバンドをやってしまってる感も最近あったから良い機会だったかもしれない。


それプラス、今回はバンドで練習してる曲とは別に僕のやりたい曲を友達にお願いしてやらせてもらった。

このベース弾きながらラップするってぇのをやりたかったのよ~~~~~~。もー高校のころからの夢といっても過言ではない。僕がヒップホップを好きになったキッカケの人。"ベースを手に入れることがあったら絶対これやりたい!"ってずっと思ってた。ベースもらって最初に練習したのもこの曲。友達にこれやりたい、って前もって伝えておいて「ゆるーく楽しくでいいからやろう~」って言ってたけど、今日初めて合わせる時はなかなか感慨深いものがあって全然ゆるい気持ちじゃなかった。めっちゃ楽しかった。バイブス高まった。


練習後はサイゼリヤで晩飯。ワイン1L+料理5品で1人あたり1,500円かからないの、どう考えてもヤバすぎる。上層部の人は計算ができないのかな……って不安になった。おーしまい。